2023年春号(No.32)
2023.03.01 (更新)
知ってほしい私たちの取り組み
特別養護老人ホーム大名「新施設での福祉機器活用によるご業務改善」
(理学療法士)伊波 成恭
大名では令和4年8月に地上3階建、全室個室ユニット床(100床)の新施設が完成しました。新施設では、それまでも取り組んできた「ユニットケア」をより本格的に実践しています。「ユニットケア」とは、集団で背一括する施設であっても、集団で生活する施設であっても、プライバシーに配慮しつつ、少しでも家庭に近い環境を整えて、入居者様一人ひとりの個性や生活リズムに追い自他暮らしができるようサポートすることです。今回はその中でも、施設としての機能を生かした福祉機器を活用することで、入居者差にとって安全で案していただける環境を提供すると共に、介護スタッフにとっての負担軽減や業務の効率にもつながる取り組みについて、幾つかご紹介いたします。
①「眠りスキャン」
マットレスの下にセンサーを設置することで、ベッド上での体動(寝返り、呼吸数、心拍数)を検出し、スタッフがパソコン上で「睡眠・覚醒・離床」を確認できる機器です。
いつ起きて、寝ているのか(レム睡眠・ノンレム睡眠)をほぼ政かっくに感知できるため、スタッフは入居者様のプライバシーや睡眠を妨げずに訪室することができます。また、荷重センサーによって離床行動(起き上がり・端坐位・離床)を検知してスタッフの携帯する通信端末機に通知できるため、入居者様からのコールがなくても、スタッフが適切なタイミングで見守りや必要なケアを提供することで、店頭やベッド上からの転落を未然に防ぐことにもつながります。
また、一定期間の睡眠時間を自動で記録して検証することで、その方の睡眠のリズムを客観的いい把握して、昼夜の生活リズムを整えるケアへ活用することができます。
こんなことが好きです・得意です・ハマってます
星 キエ子 様
”いつも素敵なご夫婦です”
昭和25年8月生まれで72歳になられます。令和4年5月に入所され。1年が経とうとしています。
星様は福島県出身で、米空軍人であるご主人との結婚後、アメリカや日本本土に移り住み、現在は沖縄へ移住されています。
入所されてからは、ご主人が2週間に1度、花束を持って会いにこれられることをいつも楽しみにされています。昨年12月にはサンタクロースに扮して谷茶の丘へ訪問。星様をはじめ、他の入居者様もとても喜ばれ素敵なクリスマスになりました。
大城 ヨシ 様
”周囲への気配りを忘れない”
昭和25年8月生まれで72歳になられます。令和4年5月に入所され。1年が経とうとしています。
星様は福島県出身で、米空軍人であるご主人との結婚後、アメリカや日本本土に移り住み、現在は沖縄へ移住されています。
入所されてからは、ご主人が2週間に1度、花束を持って会いにこれられることをいつも楽しみにされています。昨年12月にはサンタクロースに扮して谷茶の丘へ訪問。星様をはじめ、他の入居者様もとても喜ばれ素敵なクリスマスになりました。
上地 茂 様
”いつも素敵なご夫婦です”
昭和25年8月生まれで72歳になられます。令和4年5月に入所され。1年が経とうとしています。
星様は福島県出身で、米空軍人であるご主人との結婚後、アメリカや日本本土に移り住み、現在は沖縄へ移住されています。
入所されてからは、ご主人が2週間に1度、花束を持って会いにこれられることをいつも楽しみにされています。昨年12月にはサンタクロースに扮して谷茶の丘へ訪問。星様をはじめ、他の入居者様もとても喜ばれ素敵なクリスマスになりました。
ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!
「シニアポートレート写真展」
『bonとショウガツ団』(代表:平安名 優 氏は恩納村でデザイン事務所を経営)ではコロナ禍で活動が制限された高齢者を元気よくしようと、恩納村の助成金を活用して高齢者のポートレート(肖像写真)撮影と写真展を企画しました。
これまで高齢者との関わりがなく、不安のあった同団体から依頼を受け、谷茶の丘.雅の地域支援室も事業へ参加しました。撮影当日は、笑いあり、涙ありの素晴らしい時間となり、その後村内3か所で行われた写真展も好評でっした。
これからも高齢者の笑顔を増やす取り組みに積極的に関わっていきたいです。
「”恩納村貯歩っとレース”で谷茶の丘.雅 2冠表彰!」
恩納村では、毎年村民の健康づくりを目的に各自・各事業所対抗の「貯歩っとレース」を開催しています。
「貯歩っとレース」とは9月の1ヶ月でどのくらい歩いたかを個人・チーム別で競うイベントです。
谷茶の丘.雅も数年前から参加しており、今年はセクションサポート課副課長の糸数昌宗氏が念願の個人とチームの2冠を達成しました。
【成績】
◎個人優勝:糸数昌宗(記録3万8992歩/日、1ヶ月で約117万歩歩きました。)
◎チーム優勝:「チーム雅」(松川 力、城間 達登、親川 かおり、糸数 昌宗、糸数 華子)
「大名小学校で福祉教育を行いました」
令和4年12月19日、大名小学校5年1組自動27名への福祉教育の講師として招かれました。
前半は「福祉と老人ホームのお仕事について」というテーマで伊波成恭副課長からの講話、後半は那覇市社会福祉協議会からお借りした福祉体験用具を用いた高齢者の疑似体験の授業でしたが、皆さん最後までしっかりお話を聞いてくれました。
以前は、ホームへ自動が訪問したり、小学校で行われる「地域福祉運動会」へ職員や入居者が参加したりとういう交流がありましたが、現在は中断されています。早く以前のように自動とふれあえる日常が戻ることを祈っています。